弊社の子会社である株式会社フロムアースは熊本県で農業事業を展開しています。
主な作物は栗です。
その栗がついに収穫の時期を迎えました!
今回はそのご報告が投稿内容のメインになりますが、栗園のこれまでも併せて書いたいと思います。
子会社フロムアースについて
フロムアースとは
株式会社フロムアースは、弊社の熊本支店を分割して設立された新会社です。
「フロムアース」という社名には、農業を中心に事業展開をすすめていく会社らしく、大地に根差し、地球の恵み、自然の力を社会に還元したいという思いが込められています。
上の画像はフロムアースのロゴデザインです。
なぜ熊本なのか
大阪に拠点を持つ我々がなぜ熊本で事業を展開するのか、そしてなぜ農業なのか。
熊本という地を選んだ理由は、弊社代表の大平が熊本県 山江村出身なのです。
いつかふるさとで仕事をしたい
思いが一つカタチになったわけです。
なぜ農業なのか
では、なぜ農業なのか。
代表 大平の出身地である山江には特産品として山江栗があります。
この栗をもっともっと多くの人に知ってもらうことで、地元 山江村に貢献できると考え栗の栽培を行うことにしました。
山江の栗は一粒一粒が大きくて、とても甘くて美味しいです!
ぜひ皆様も機会があれば食べてみてくださいね!
収穫までの道のり
農地探し
先日、こんな立派な栗を収穫することができました!
- あれ?栗って収穫までに最低3年はかるんじゃないの?
- 事業を初めたばっかりで、どうして収穫できるの?
と思われる方もいるかもしれませんのでご説明します。
私たちフロムアースは、長年栗を育てられていた方から栗山をお借りして栗を育てています。
ゼロからのスタートではなく、栗山としてすでに基盤が出来上がっている状態から事業をスタートすることができましたので今年からさっそく栗の収穫が可能というわけです。
栗山を貸していただいた方は、高齢となり毎日の栗山の手入れが難しくなったので借り手を探しておられました。
日本全国どこに行っても高齢を理由に離農される方が多いと思いますが、ここ山江村も同じ状況です。
せっかく立派な栗山があるにも関わらず、手入れできずに荒れていくのはあまりにももったいなので、ぜひ貸してください!と声をあげてお借りすることとなりました。
栗山の手入れ
栗山をお借りしたばっかりの頃の写真です。
真冬ということもあり少し寂しげな写真ですが、山の至る所に雑草や枯れ枝、倒木がありました。
時間をかけてこれらを取り除きながら、堆肥を撒いたり、枝の剪定をしたり、雑草が生えれば草刈りをしたりしました。
雑草が生えるスピードは驚くほど速いので何度も何度も草刈りします。
こうして収穫の時期を迎えました。
ちなみに、これまでで一番思い出に残っている手入れは堆肥撒きです。
撒いた堆肥は、主に牛糞をつかった完熟堆肥でした。
牛糞と聞いてどんなものが来るのかドキドキしながら現場で待っていました。
そして届いた完熟堆肥は、サラサラしてて何の匂いもしませんでした。
これが完熟堆肥か。。。と思ったのを思い出します。
さて一体どのくらいの量の堆肥を撒くのか。
正解は、15t。
笑っちゃいますよね。
15tです。
それはもう、みんなで力を合わせて撒きました。
いよいよ収穫
栗山をお借りしてから、極寒の真冬を乗り越え、大雨が降った梅雨を乗り越え、そして猛暑が続くこの8月についに収穫を迎えました。
イガイガの中で大きく膨らんだ栗の実が今にもこぼれ落ちそうになって、枝にぶら下がっていたり、地面に落ちたりしています。
それらをみんなで集める作業は大変でしたが、とても充実した楽しい時間でした。
初めての収穫の日から何日か経ちますが、収穫した栗の量はどんどん増えていってます。
地元の農協や栗加工会社さんに卸させて頂くことになっていますが、ECショップでも生栗を販売予定です。
準備が整い次第こちらでもお伝えさせて頂きますの、その時はぜひご覧ください。